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【歯周病治療】お薬で歯周病を改善する治療方法

お口の中のお悩みで、下記のような症状でお困りの方はいませんか?

●歯ぐきから出血がある
●歯磨きをすると歯が痛く、出血する
●歯肉が腫れている
●朝起きた時、口の中がネバネバする
●歯ぐきが後退し、歯が長くなったように思える
●最近、口臭がきつくなった(口臭が気になる)

上記に当てはまる症状があればあるほど「歯周病」の疑いがあります。

歯周病とは

歯周病とは
歯周病は歯を支えている歯肉や歯槽骨が細菌による炎症で徐々に破壊されていく病気です。お口の中の歯周病を引き起こす細菌による感染症の一種です。歯と歯肉の境目に細菌が留まることで炎症を起こし、赤くなったり腫れたりしますが、痛みを伴わないのが特徴です。

歯周病の進行について
①お口の中の汚れや歯垢が石灰化し歯石に変わる
②歯と歯肉の間にある「歯周ポケット」と呼ばれる溝が深くなり、細菌が溜まりやすくなる(温床となる)
③溜まった細菌により歯肉が炎症を起こし、炎症が歯周ポケットの奥深くまで徐々に広がる
④炎症が広がり歯根膜や歯槽骨までが細菌に溶かされると、歯を支えきれなくなる
⑤歯を支えきれなくなり、最終的には歯が抜ける

支えを失った歯はグラグラしますが、その状況まで進行すると一般的な治療では完治が困難になります。そのため歯周病を治療せずに放置しておくと、歯を失ってしまう場合が多いのです。

【当院の歯周病治療の特徴】内服薬を用いた治療で歯ぐきや顎骨を再生

歯周病になる原因および完治しない理由
歯周病治療口臭やねばつき、歯肉の腫れや出血などは、全て歯周病の症状です。実は症状や進行の度合いに個人差があるだけで、18歳以上のほとんどの人が歯周病菌に感染していると言われています。

「毎日歯磨きしているのに...。歯医者さんで定期的にお口の掃除を受けているのに...。それでも口臭やねばつきがなくならない。」そんな悩みをお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方はぜひ「内服薬を用いた治療」についてお尋ねください。

[今までの歯周病治療]
歯周病の原因を消すことができないため、歯ブラシの訓練、麻酔を使っての歯石取り、外科治療など痛い思いをしながら、何ヶ月もかけて治療する必要がありました。しかし、ブラッシングを少しでもさぼると悪化してしまう、という内容の繰り返しでした。

[内服薬を用いた治療では...]
お薬を服用することで、歯周病の原因菌に直接働きかけることができるようになりました。歯周病治療をより確実に・より手軽に・より短期間で行えます。

お口のカビを薬で退治する
歯周病の原因の一つに、お口に住むカビが挙げられます。カビは歯周病の直接的な原因ではありませんが、歯周病菌の住み家となり、歯周病菌を守ってしまうのです。カビが存在すると歯磨き粉などに含まれている薬用成分が歯周病菌に作用せず、カビ自体も歯磨き粉に含まれている薬用成分では死滅しません。治療にはカビ除菌用の特殊な薬が必要となります。

歯磨きと薬のみで歯周病を治す、内服薬を用いた治療
城東歯科クリニックでは、歯石を除去する前に内服薬を用いてカビや歯周病菌を徹底除菌する方法を採用しています。この治療法は歯周病でダメージを受けた歯ぐきや溶かされた顎骨の再生が可能となる点で優れています。今まで抜歯するしかなかった、グラグラになってしまった歯を残すことができるようになります。

内服薬を用いた治療の流れ

治療の流れSTEP1 歯垢除去
まず、お口の中の歯垢(プラーク)を除去します。除去した歯垢を顕微鏡でチェックして、菌の存在や種類、量などを調べます。この時、自分のお口にいる菌を見るとほとんどの方が驚かれます。それくらい多くの菌が存在する一方で、ご本人は自覚がないからです。



STEP2 除菌
STEP1で確認した菌の種類や量を踏まえて、カビを殺す歯磨き剤によるブラッシングを指導したり、歯周病菌を殺菌する内服薬を処方してこれらを徹底的に除菌します。それと同時に、特殊な消毒薬を用いて菌や歯周ポケットを洗浄します。



STEP3 検査・歯磨き
ブラッシングや薬の服用を続けながら、10日~14日後に再度、顕微鏡で検査します。除菌されたことが確認できた後は、特殊な歯磨き剤を用いた歯磨きを1ヶ月程行っていただいた後に、歯石など通常の汚れを取り除きます。

抜歯する(歯を抜く)しかないと思われていた、グラグラになった歯を残せるようになるため、この治療法を受けた患者さまは、皆さん一様に大変驚かれます。歯周病でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

歯周病と全身疾患との関係

冒頭でもお話しましたが、歯周病は歯がグラグラしてきて最後には抜けてしまう「歯の病気」です。しかし最近、歯周病と全身疾患との関係が指摘され始めてきました。

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)との関係
寝たきりやご高齢で体の免疫力や抵抗力が落ちていると、口腔内に大量の歯周病菌が発生し、誤嚥性肺炎を招くことがあります。

早産や低体重児との関係
歯周病菌による口腔内の炎症が血管を伝わることで全身をめぐり、羊水にまで影響します。その結果、早産と低体重児の原因となることがわかっています。

心臓発作(心筋梗塞)
重度の歯周病では歯周病菌が血管内に入り込み、血液の流れで全身の臓器に流れ込みます。現在、歯周病菌の一種に血栓(血のかたまり)を作る作用があることが証明されており、それが心臓の血管を詰まらせ心臓発作を引き起こすとされています。

歯周病の影響は、お口の中だけではありません。悪化しないうちに、ぜひ当院までご相談ください。

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