親知らずのお悩み、
解決します
- 痛みを抑える「伝達麻酔」
- 回復を早める「ビタミンC点滴」
親知らずを抜くかどうかの判断基準は、「生え方」にあります。一般的に、まっすぐ生えていない親知らずは、他の歯に悪影響を及ぼしたり、磨きにくく虫歯の原因となるため、抜歯をお勧めしています。
一方で、「まっすぐ生えていて正常な噛み合わせになっている場合」や「完全に埋没している場合」には、抜かなくても問題ないケースもあります。親知らずの抜歯にはリスクも伴うため、当院では無理に抜歯をお勧めすることはいたしません。
「親知らずを抜きたくない」「残すべきか迷っている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。患者さんの意向を尊重しながら、プロとして最適なアドバイス・サポートを行います。
また、他院で抜歯を勧められた方に対しては、公平な立場でセカンドオピニオンをご提供することも可能です。
・虫歯や歯周病のリスクを減らすことができる
・口臭の予防に繋がる
・術後の痛みや腫れがある
・まれに舌や唇が麻痺するリスクが存在する
抜歯後のデメリットは、多くの場合、1週間ほどで収まります。総合的に考えると、親知らずをそのままにしておくデメリットのほうが大きいことが多いです。しかし、必ずしも抜歯が必要なわけではありませんので、まずは歯科医師と十分に相談し、慎重に判断していきましょう。
親知らず治療は、「どこで受けても同じ」というわけではありません。技術や経験はもちろん、患者さんの負担や術後のリスクを最小限に抑えるための設備も重要です。
親知らずの生え方には個人差があり、簡単なケースから難しい症例までさまざまです。血管や神経に影響を与えるリスクがある難症例の場合、事前の精密な診断が欠かせません。そのため、当院では「CT装置」を使用して顎の状態を正確に診断しています。
CT装置は、コンピューター処理によって立体的な画像を作成する特殊な装置で、血管や神経はもちろん、歯の埋没位置も正確に把握できます。これにより、歯茎の切開を最小限に抑えた治療が可能となります。
麻酔には「浸潤(しんじゅん)麻酔」と「伝達麻酔」の2種類があります。浸潤麻酔は歯茎の一部分を麻痺させるもので、一般的な虫歯治療に広く使われる方法です。しかし、神経が多く通っている下顎の親知らずの治療には、効果が薄いことが多いです。
そこで用いるのが伝達麻酔です。この麻酔は、痛みを伝える神経を遮断し、長時間にわたって麻酔の効果を持続させます。伝達麻酔を使うことで、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。
患者さんのお口の状態によっては、「骨造成」という手術が必要になる場合があります。その際に活躍するのが「ピエゾサージェリー」です。骨造成では骨を切開することがあるのですが、ピエゾサージェリーは超音波振動を使って組織を切開する装置です。硬い組織である骨にのみ作用し、歯茎や血管を傷つけずに治療が行えるのが特徴です。
「ビタミンC点滴」は、高濃度のビタミンCを直接静脈に投与する治療方法です。歯周病の予防や改善、インプラント手術後の回復促進、口腔内の炎症を抑える効果が期待できます。コラーゲンの生成を促し、歯肉や骨の再生をサポートします。
また、抗酸化作用や免疫力向上により、口腔内の健康維持に役立ちます。経口摂取に比べて吸収率が高く、より効果的です。
妊娠中は虫歯や歯周病になりやすくなることをご存じでしょうか? これはホルモンバランスの変化が原因とされています。そのため、親知らず周辺の歯茎が腫れて急に痛み出すことも珍しくありません。
しかし、妊娠中に親知らずを抜くのは難しい場合があります。赤ちゃんへの影響を考慮して、レントゲン撮影や麻酔、内服薬の使用に制限がかかる可能性があるからです。妊娠してから治療を余儀なくされる状況を避けるためにも、妊娠前に親知らずを抜いておくことをお勧めします。
片方の親知らずを抜いたら、もう片方も抜く必要がありますか?
状況によりますが、片方の親知らずに痛みが出た場合、もう片方も同様に状態が悪化している可能性があります。両方抜くべきかどうかは、歯科医師とよく相談して決定しましょう。
親知らずが歯並びに悪影響を与えることはありますか?
横向きや斜めに生えている親知らずの場合、歯並びに影響を与える可能性があります。
どんな親知らずでも抜歯してもらえますか?
当院は親知らずの抜歯に長年の経験と実績があり、ほとんどの症例に対応しています。ただし、「糖尿病や心臓病がある」「血管や神経に影響を与えるリスクが高い」場合は、大学病院をご紹介させていただくこともあります。
親知らずの治療は、通常の虫歯や歯周病治療とは異なり、「口腔外科」に分類される専門的な分野です。そのため、適切な技術と経験がなければ、安全な治療を行うことは難しいです。
親知らずに関することはすべてお任せください。小さな疑問から治療への不安まで、どんなことでもお気軽にご相談いただけます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。